羅臼岳 岩尾別コース
羅臼岳の登山口は2か所あるが、岩尾別登山口から入山するこのコースのほうが一般的。もう一方の羅臼温泉登山口からのコースのほうが標高差がある上距離も長く、より上級者コースとなる。例年7月下旬まで、このコースでは「大沢」に雪渓が残るため、アイゼンやピッケルの準備が必要だ。トイレは各登山口にしか設置されていないため、携帯トイレの持参が必須。また、ヒグマの出没も頻繁にあるので、熊よけのスプレーや鈴は携行したい。クマよけスプレーは知床自然センターなどでレンタルもできる。 登山口は旅館「地の涯」裏にある、素泊まりの宿泊が可能な木下小屋にある。ここに入山届もあるので、記入をしてから登山を開始しよう。明るい樹林帯の登山道を歩く。クマザサの茂る緩やかな坂道を40分ほど登ると、オホーツク展望台に着き、その名の通り、遠く海を眺めることができる。一定の傾斜が続く登山道を背後にオホーツク海を望みながら進むと650m岩峰を通過し、最初の水場、弥三吉水に着く。再び樹林帯を進むと、羅臼岳山頂が綺麗に見える極楽平に。ここから大沢入口までは仙人坂と呼ばれる急登が続く。二つ目の水場、銀冷水には携帯トレイブースが設置してある。銀冷水から少し行くと大沢入り口。ここからは夏場でも雪渓が残る深く切れ込んだ沢筋を進む。大沢を越えるとそこは羅臼平。花の百名山としても知られる羅臼岳の羅臼平では、6~8月頃はアオノツガザクラ、エゾキンバイソウ、エゾコザクラ、イワヒゲ、エゾツツジなどの様々な高山植物が咲き競う。羅臼平からはハイマツ帯から頂上直下の溶岩頂丘を登り、ここが最後の難関となる。ハイマツ帯を登っていくと、岩から水が湧き出す石清水がある。羅臼岳には水場が複数あるが、エキノコックスの心配があるため、そのまま飲むのはやめたほうが良い。岩場を登りきると羅臼岳の山頂に到着する。 山頂では360度の絶景が待っている。サシルイ岳、オッカバケ岳、南岳、斜里岳の縦走路が一望でき、国後島、知床五胡、羅臼湖が見渡せる。復路は往路を引き返す。
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